ビジネス英語を身に着けるには適切な目標設定が不可欠!


大企業やスタートアップなど会社規模に関わらず”英語(特にビジネス)がキャリアアップに必要“と感じている方は多くは年々増えてきています。

ご認識頂いている通りビジネスで英語力は今後ますます求められている需要の高いスキルで、皆さんの働き方や生き方の選択肢を増やす強みとなります。

その背景として日本では少子高齢化が加速することで労働力は確実に不足し、海外の方と働く機会が今後ますます増えていくためです。

(総務省の「日本の将来推計人口」では2020年に労働力人口約6,400万人が2050年には4,900万人にまで減少すると言われています。

単純に1/4の国内の労働力が減るので、成長の維持には移民や海外へのマーケット拡大が必要です。

またお仕事やキャリアを積み重ねている人ほど、自身のスキル×英語を組み合わせての成長が今後ますます必須となってきます。

下記は中途採用の情報となりますが、英語が求められる転職や社内でのポジション変更を行うことで、好待遇や新しい機会の創出が期待できます。


社会人で収入面やチャンスを掴みたい人ほど、ビジネス英語は魅力的なスキルといえるでしょう。

そんなビジネス英語、目標が定まらず学習し挫折してしまう方が多いのも事実です。やりがちなのが“とりあえずTOEIC”というなんとなくの学習です。

上達を図る指標として使うことは出来ますが、点数がビジネス英語や仕事で求められるレベルと比例するかは懐疑的です。

1つ確実に言えることはビジネス英語をマスターするには適切な目標設定が重要ということです。この記事ではビジネス英語習得の目標設定を3つのステップで行い、効果的に身に着けていく方法やその理由を説明致します。
<参考リンク>
 The Importance, Benefits, and Value of Goal Setting

ビジネス英語 目標設定の3ステップ

目標設定の3ステップ

ビジネス英語 目標設定ステップ1:定性目標(有りたい姿や理想の自分)を決める


ビジネス英語の目標設定のカギとなるのが目標設定の順番です。多くの方が英語の学習を続けられない理由も目標設定の順番を誤り、モチベーションが続かずあきらめてしまうことが原因です。

例えば「ビジネス英語を学ぶのにまずはTOEIC」「何となくみんながやるからオンライン英会話をやる」というパターンです。自分の中でビジネス英語を学ぶ動機付けが弱く、チャレンジが立ちはだかるや多忙になると途中で挫折してしまうのです。

目標設定を明確にしない学習はビジネス英語はもちろん、習得に時間がかかるスキルを見つけることが出来ません。

そのためビジネス英語の定性目標はシンプルに「英語を使ってどんな自分になりたいか?どんな自分にワクワクするか?」を必ず最初に考え抜くことが大切です。ビジネス英語では以下のようなパターンが考えられるでしょう。


ビジネス英語は上記のようにシーンに紐づけることが容易なため、モチベーションが続きやすいのでオススメです。

私の場合ですと、海外ドラマや観光地を確認し、実際のシーンに自分がいる想像し英語を使っているイメージを大切にしていました。
(この手法を”イメージング”といいその名の通り頭に思い浮かべることです。この作業が具体的で描写が強いほど、モチベーションが高まり頑張る原動力になります)

参考ですが下記のようなイメージングでシーンとビジネス英語の使用をリンクさせていました。


Crovers
静止画や映像、また音のイメージは右脳で処理されます。そして右脳は長期記憶に適しているとされます。イメージングはどこでもいつでもできるモチベーション上げの効果的な手法なので、こちらを日々取り入れてみましょう!

よりイメージングを強固な目標設定にするため自分の目指す定性目標を書き出し、毎日目にする所に書くこと、あるいはそれを一日の始まりと終わりに時間を取って声に出して読むことをオススメしています。

自分の想いや願望を整理し感情を込めて声に出すことで、潜在意識の中にその情報が入り行動のモチベーションに繋がります。

<参考リンク>
20代から英語コーチングを始めた方がいい理由 https://crovers.net/movie_drama_recommendation/
英語キャリアを目指すなら20代から英語コーチングを始めた方が良い理由5選! https://crovers.net/twenty-something-coaching/
 

ビジネス英語 目標設定ステップ2:定量目標(具体的な指標)を決める


STEP1の定性的な目標が出来たあとに具体的な定量な目標設定に行っていきます。定性目標の設定がない場合、学習の目標が世間一般で言われていることや昇格要件などになりがちです。

自分だけのモチベーションが宿る目標設定、“ビジネス英語をマスターしてこうなりたい!”が出来てから初めてTOEICや資格など”HOW(どうやって実現する?)に落としこんでいきましょう。以下のようなパターンが参考になれば幸いです。

パターン1 定性目標:グローバル企業で英語を使って働きたい


パターン2 定性目標:電話や会議で英語を使用し活躍したい

Crovers
自分の理想に近いビジネス英語のスキルやポジションの人物を調べて何が必要かを考えるのも目標設定として有効です。シーン別に整理し英語を身に着けていくとスキルの見える化もできて自信に繋がります!

また英語をビジネスで身に着けていくには、そういった環境に身を置くことが上達の近道です。こちらは参考ですが、TOEICは目指すポジションでどれぐらい求められるかを見る目安に使えます

このようなビジネス英語を使うポジションを目指す→TOEICは最低限~スコアが必要という目標設定は自分のなりたい姿への動機付けがはっきりしているので是非行うべきでしょう。つまり目指すゴールや目標設定ごとに課題や学習の取り組み方が異なる点を押さえておくことが大切です。

Crovers
時間の確保が難しい社会人の方ほど内容の選択と集中が必要です

<参考リンク>
社会人のキャリアアップにはTOEIC何点が評価される? https://crovers.net/career-up-businessman/
英語の資格別 社会人に英語学び直しにオススメな資格3選 https://crovers.net/business-english-relearn/
  

ビジネス英語 目標設定ステップ3 実行計画(スケジュール)で行動をする


STEP1と2でビジネス英語の目標設定を終えました、最後は実行計画を決めていきましょう。シンプルに“何を(what)”を”いつまでに(When)”終えるかスケジュールに落としていくことです。

実行計画を立てるときは短期間(Short)と長期間(Long)の2本立てで行うことをオススメしています。

例えばTOEICの場合、現状500点の方が800点を目標とした時、1ヶ月でまず600点、3ヶ月で800点と期間ごとに目標を設定することが必要です。

1ヶ月目は公式問題集を時間を測りながら回答し、実力や現状のスコアを認識すること。(初回は時間が足りないと思います)

その後2~3ヶ月でリスニングやリーディングの課題を認識した後に、具体的にTOEICの試験慣れしている講師やコーチに進め方のアドバイスを頂きながらこなしていくことが近道でしょう。


電話や会議でビジネス英語を使うとした場合、1ヶ月目はまず自己紹介と簡単な質問を押さえ、単語帳を1冊復習をすること。

2ヶ月目では電話のシミュレーションを知識のある第三者といくつかのシーンに分けて電話の練習をしてみること、またアウトプットの機会を1日30分確保して慣れていくこと。

3ヶ月目で会議のシーンに合わせて話し方や進行の方法を学び、実際の業務で少しずつ進行役を申し出てみることなどです。

実行計画を立てた後は、必ず決めた時間軸に対して振り返りや経験者からフィードバックを受けることが必要です。

特に社会人は時間が思うように確保できず、目標達成が出来ないことが多々あります。時間が確保できないのは改善できない要因は何か、実行計画のタイムラインを長めにするかなど色々と立てた計画を修正する必要が出てきます。

計画を後ろ倒しにすることで、自分の定性目標への影響はないか(例えばポジションがクローズ、別の仕事や計画の割り込み)を冷静に考えることが大切です。

時間は誰しも等しく平等です。もし時間を有意義にかつ効果的に活用して目標設定を達成したい場合は、専門のコーチングでモチベーションの維持や適切なフィードバックを講師に頼むことがオススメです。


藤田 雄一郎様
日々の仕事が忙しく、自分ひとりでは継続が難しいところ、Croversさんに伴走いただいているおかげで、三日坊主にならずに英語学習を継続することができています。

限られた時間の中で目標達成に向けて習慣化や学習伴走が出来ると著名なCEOの方にもコーチングの効果を実感頂いております。パーソナルサービスなど他者を巻き込んで強制された環境を使うことで達成率が高くなると言えるでしょう。
<参考リンク>
【CEOコーチング】学習伴走と仕組み化に繋がるコーチング
 

ビジネス英語で市場の情報とチャンスを掴む!


STEP1~3で説明した手順はビジネス英語の習得のみならず、難しいスキルを身に着ける際にも応用が出来る考え方です。

ビジネス英語で具体的な説明を行いましたが例えばExcelや会計、はたまたプログラミングなどにも考え方を応用してみて是非取り組んでみてください。

最後に1つ、ビジネス英語は早く習得すればするほど貴重なチャンスを掴むことが出来ます

下記の転職世論調査では「英語力(ここでは特にビジネス英語)で、応募出来る求人の数に違いがあると感じたか?」に関して約半数の方が違いがあると回答しています。

現状ビジネス英語が実務レベルで使える人は日本に多くいません。ただ市場は確実に少子高齢化などの背景から、成長を維持するために海外マーケットでビジネスを大きくしないと企業の成長は見込めないでしょう。

会社の貴重なポジションや昇格要件には英語力を求める傾向がまずまず強くなり、中途採用などの即戦力では、英語でポテンシャルを加味した選抜も平然と行われています。

私自身数多くの生徒様にコーチングを実施してきましたが、早期に課題意識があり的確な目標設定とアクションに移した人ほどビジネス英語を使う環境や成長のチャンスを掴んでいます。

もし会社やポジションから必要に迫られビジネス英語に取り組んだ場合、モチベーションのキープも難しく挫折しがちです。

当サイトCROVERSではビジネス英語に集約したアウトプット重視のコーチングを提供しています。トップページや生徒様のコメントを見て少しでも興味をお持ち頂けた方、体験セッションから新しいワークライフスタイルをビジネス英語と切り拓くサポートが出来れば幸いです。
Croversビジネス英語コーチングはコチラ
<参考リンク>
CROVERS  CROVERS 講師プロフィール
CROVERS  生徒の声