新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、自宅にいる時間が増えた方も多いですよね。
このコロナ自粛期間に、働き方や生き方、将来設計について改めてよく考えた方も多いと思います。
現状に満足していないのなら、何が必要なのか、何にチャレンジすれば良いのか書き出してみてください。自宅でただぼんやり過ごすのではなく、あいた時間を有効活用できる手段も見えてきます。
自己投資としての学びはありますが、中でもビジネス英語は非常にオススメです。
仕事の幅を広げられる、転職に役立つ、海外で活躍できるなど、ビジネス英語はさまざまなメリットがあります。ビジネス英語ができれば仕事に役立つだけでなく、海外での生活や海外の方との交流にも役立ち、ライフスタイルを大きく変えることも夢ではありません! ただ何から始めるのが適切か分からない方も多いと思います。
本記事では何から始めるか分からない方のためにビジネス英語を身につけるための6つのステップを簡単に紹介します。
スピーディーにビジネス英語を学習できるコツ
スピーディーにビジネス英語を学習には、ビジネス英語そのものを楽しむことが大切です。
英語の基礎ができていても、ビジネス英語となると苦手意識がある方も多いです。
しかし、苦手と思ったまま習っていても学習に時間がかかり、思うようにビジネス英語を活用できません。ビジネス英語と聞くと堅苦しいイメージがありますが、日常会話でも使うような単語も多く、汎用的な英語力が身につくのが特徴と実務でビジネス英語を使う立場から考えております。ビジネス英語に対するコンプレックスをまずは和らげてみましょう。
自身の英語の向上が感じられるように「TOEICで高得点を取る」「英語で面接を受ける」など、目標を作ることでモチベーションを維持したままビジネス英語を学び続けられます。楽しみながらビジネス英語を習得して、自身の仕事やライフスタイルに活用していきましょう。
ビジネス英語を身につける6つのステップ
ビジネス英語を学習し身につけるにはステップを踏んでいく必要があります。
いきなりビジネス英語の長文を読んだり、スピーキングにチャレンジしたりといった方法は最適ではありません。自分の実力の無さに落ち込んでビジネス英語に対してさらに苦手意識を持ってしまう可能性もあります。
まずは基礎から、そして徐々にビジネス英語のレベルを上げていきましょう。順を追って学習していけば、身についたも自身でわかりやすく、モチベーションアップにもつながります。
①相性の良いビジネス英語の講師を見つける
ビジネス英語を効率的に学習するには、相性の良い講師を見つけることが非常に重要です。
例えば近くのビジネス英語教室、検索で最初に出てきたオンライン講座など、妥協して選んでしまうとお金と時間どちらも無駄にする可能性があります。利便性などよりも、自分に合う講師がいるかどうか、自分が学びたいビジネス英語を学べるか、カリキュラムやスピードは自分の英語スキルに合っているかなどを確認しましょう。
コロナの自粛期間は不要不急の外出は控えたいという方が多く、オンラインでのビジネス英語講座が人気です。オンラインなら教室に通わなくても、地方に住んでいても、どこからでも気軽にビジネス英語にチャレンジできます。その分講師を選ぶ選択肢も増えるので、よりしっかりと比較検討をして自分に合う講師を探しましょう。
- 講師のビジネス英語を活かした実務経験の有無
- 講師のビジネス英語のコーチング実績や生徒評価
- 講師のプロフィールや相性

多くのビジネス英語コーチングは体験セッションがあります。実際に講師と会話をしてみて、経歴だけでなく話しやすさ、学びやすさもチェックしていきましょう。自分とフィーリングの合う講師を見つけるまでは時間がかかるかもしれませんが、一度「この人に教えてもらいたい!」という講師を出会うことができれば、スムーズにビジネス英語を身につけやすくなります。
②ビジネス英語の基礎を固めていく
英語に自信がない方がいきなりビジネス英語を始めても、挫折してしまう原因になってしまいます。まずは英語の基礎を固めていきましょう。最小限の英語力があれば、あとは応用次第でビジネス英語もぐんぐん上達していきます。忙しい社会人にとって一から英語を身につけるのは大変なことですが、ビジネス英語に集中したいのなら単語力を高めましょう。英単語の覚えることは皆さん自身で行うより他ありません。(各講師なりの工夫や効率的な学び方は教えることが出来ます)主語、述語さえ理解していればざっくりとビジネス英語の意味は理解できますが、そこにわからない単語があると一気につまずいてしまいます。文法や発音は一旦横に置いておき、理解できる単語の数を増やすことに専念しましょう。ビジネス英語に役立つ英単語の本などは書店でもたくさん販売されています。一日に3つ覚えるなど、簡単なことから始めてみてください。単語が分かるようになれば、複雑に見えるビジネス英語の文章もすらすらと読み解きやすくなります。
③文章のイメージング!
相性の良い講師からビジネス英語を学び、ビジネス英語に役立つ単語もある程度覚えてきたら、次はイメージングにチャレンジしてみてください。イメージングとはその名の通り頭に思い浮かべることです。英語を理解する際に頭の中で必死に日本語に訳するので精一杯、という方が多いですが、このままだと理解するのにも答えるのにも時間がかかってしまい、ビジネスシーンでスムーズなやり取りができません。そこでイメージングが大切になってきます。英単語、英文を見聞きしたときに頭の中でとっさに日本語訳ではなく、その単語や英文の静止画や映像をイメージしてみてください。

④シャドーイング/リピーティング!
ここまではインプットのビジネス英語学習法を解説してきました。アウトプットの方法も抑えていきましょう。
日本人は特に発音に苦戦する方が多いです。発音に自信がなく適当にごまかしてしまう、ビジネス英語での発言を躊躇してしまう、読み書きはできても話せないという方は、シャドーイング、リピーティングといったアウトプット方法も試してみてください。
シャドーイング
シャドーイングとは英語の音声のあとを追うように発音する学習方法です。一文をまるまる聞いてから繰り返すのではなく、すぐに音声を追いかけます。
映画などを見ながらだとスムーズに練習ができます。このシャドーイングを繰り返すことで、英語独特のリズムや発音、イントネーションを身につけられます。意味は理解できなくても良いですし、英文や字幕を見ながらでも構いません。英語を話す、英文を理解する目的ではなく、英語の音を真似するイメージで続けてみましょう。
リピーティング
リピーティングは英語一文を聞いてから繰り返して発という学習方法です。学校の授業でこのリピーティングを行った経験がある方も多いでしょう。リピーティングは慣れていない方がいきなりチャレンジすると慌ててしまい、単語が抜けてしまったりイントネーションを無視してしまったりということにもつながります。自分の英語力よりもやや易しいものもしくは短いもの選びましょう。リピーティングを繰り返すことで、英文の構造を理解しやすくなります。頭の中で日本語に訳す手間を省き、スムーズに内容を理解し、すぐに発言につなげることもできます。
⑤目の前の状況を英語で説明していく
さらに慣れてきたら“目の前の状況をビジネス英語で説明する”というトレーニングをしてみましょう。まだ自分の英語力に自信がないという方にとっては、いきなり対人でロールプレイングの会話をすることに抵抗がある場合も多いです。対人せずに英文をスピーディーに組み立て、話せるようになるには、つぶやき実況がオススメです。例文などではなかなかイメージを定着させにくくても、目の前の状況ならリアルな実感を伴ってイメージできます。
- 「午後からの会議のために資料をまとめなければならない」
- 「この取引は今後にも影響する重要な取引だ」
⑥一人でビジネス英語で会話をしてみる
英文を組み立てる力が身につき、発音にも抵抗がなくなってきたら、一人での会話を行ってみましょう。ロールプレイの会話は基本的には二人以上で行うものです。この段階に来れば、実際にビジネス英語の講師とロールプレイを実践しているという方も多いでしょう。しかし、やはりまだ対面での英語に自信が持てない…という方もいます。講師とのやり取り以外の時間で、一人で会話を作る練習をしてみてください。身近なビジネスシーンでの状況をイメージすると、英会話のシチュエーションも思い浮かべやすくなります。社外の方からの電話の対応、ミーティングでのやりとり、上司にこっそり仕事の愚痴を漏らすなど、日常的なシーンから英会話を作ってみてください。慣れてくると言葉に感情を乗せたり、ジェスチャーを加えたりしながら話せるようになります。英語で話すことに対しても抵抗がなくなり、講師とのロールプレイも楽しみながら答えられるでしょう。
コロナ期間中にビジネス英語を効率よく身につけよう!
SOMPOひまわり生命保険株式会社が実施した調査、「ステイホームで変化したお金の使い道と健康意識」によると、外出自粛期間中に自己投資への出費が増えたと答えている方は20代を中心に増加傾向にあります。この結果からも、自宅で過ごす時間を無駄にせずにキャリアアップや将来設計のために活用しようと考えている方が多いことが伺えます。中でもビジネス英語の習得は、スキルアップ、キャリアアップで今後必須のスキルになっていくでしょう。自粛期間を有意義に過ごすためにもビジネス英語にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【参考】