英語の資格別 社会人に英語学び直しにオススメな資格3選
投稿日時:2024年01月01日社会人になってから英語の勉強が必要になる方も多くいられると思います。こちらの記事で社会人向けの資格の特徴を簡単に整理させて頂きましたのでご一読ください!
この記事を読む事で分かるコト
- 社会人にオススメの英語資格3選
- 各試験のオススメポイントと確認点
- 社会人が目指したいレベル感/スコア
社会人の就職や転職で英語力を示したい方は “TOEIC Listening & Reading TEST”
日本の就職活動や転職活動で英語力を示すのに一番有効な資格はTOEICです。実際に企業のエントリーシートにはTOEICスコアのみ別記載で記述する項目があることが多く、社会人で勉強されている方が一番多い英語資格と言えます。
スコアは10~990で定量的に示すことが可能であることやスコアの有効期限は2年で切れるのが特徴です。試験で出てくる内容はビジネスに関係した英語であり、社会人に必要なビジネス英語を体系的に学べます。
<オススメポイント> ・高得点は就職、転職また昇格試験で有利になる →書類選考の審査基準になり、また海外部門への推薦などで参考にされる傾向が高いです。 昨今海外への進出に力を入れている企業では昇格審査の基準にされています。
・自らの努力を定量的に示すことが出来る →TOEICは企業また社会人層で認知度が非常に高いので、スコアを見せるコトで一定のビジネス英語力を示せるのはもちろんですが「目標に向かって努力を出来る人」と企業に理解して頂ける情報としても使用できます。
特に日系など英語が使える人材が不足している企業では高スコアの提示は選考などに有利に働きます。
<事前確認ポイント> ・スピーキングやライティングなどアウトプットの力は身につきにくい →マークシート形式でリスニングとリーディングのみでの試験となります。
そのため語句の暗記や問題傾向に慣れることである程度のスコアを目指せることもあり、ビジネス英語を対話で使うといったスキルはTOEICの勉強だけでは身につきません。ビジネス英語を使えるようになりたい方はTOEIC+αでのアウトプットの勉強などを続けるのが重要です
*別試験ではありますがTOEIC S&Wというスピーキングやライティングのテストもあります ただこちらのテストはまだ知名度が浅いこと、受験費用が高く(約10,000円)また教えられる講師や社会人が限られるのが課題と言えます。
<目指したいスコア> →730~860(TOEIC PROFICIENCY SCALEにて「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」との定義。TOEIC800点を越えてくると日系企業での書類選考では優遇また駐在員など海外人員の候補に入るレベル感)
<オススメの教材>
総合的に英語力を付けたい方は “実用英語技能検定(英検)”
文武科学省公認の日本人向けの英語試験です。こちらもTOEIC同様に小学生から社会人まで試験への認知度が高く、「英検~級」と伝えると一定の英語力を示せます。
試験の内容はTOEICはビジネス英語のみでしたが、英検はビジネス英語含めてアカデミックな内容など幅広く英語学べます。また英検の3級からはスピーキングのテストもあるため、インプット×アウトプットの両輪での学習が可能です。
・英語4技能全ての力がバランスよく身につく、トピックが広く学べる →英検で出てくるトピックは「アカデミック、社会問題、ビジネス。。。」など社多岐に渡ります。そのため特定の分野に限らない社会人レベルの英語表現を身に着けることが可能です。
大学受験や高校受験で学んだ英語の延長のような出題と考えて頂ければと思います。また1次試験はリスニングとリーディング *準1級からライティング で二次試験からはスピーキングも試験に組み込まれていますので4技能全ての英語を試験対策で身に着けられます。
・等級が分かれていて勉強がしやすい →資格が5~1級まで分かれているので、自分のレベルに合った等級から徐々に上げていくといったような勉強が可能です。
他の試験では初心者から上級者まで同じ試験を受けるため初めての方では問題が全く分からず挫折しやすい傾向にあります。レベルを自分で選びステップアップを目指していけるのが資格の人気に理由と言えます。
・資格に有効期限が無 →TOEICやTOEFLのような資格だとスコアの有効期限がありますが、英検は有効期限がありません。一度習得すれば更新などをせず就職や転職で提示をする事が可能です。
い特に忙しい社会人の方で毎回試験を受けられない方にはオススメです。TOEICなどと異なりブランクがありスコアが前回より下がるといったがないのは魅力と言えるでしょう。
<事前確認ポイント> ・試験習得のメリットを少し感じにくい →TOEICは「ハイスコアは就職、転職また昇格試験に優位(ビジネス英語)」、TOEFLやIELTSは「ハイスコアは海外留学に優位(アカデミック英語)」など資格習得の目的がはっきりしています。
ただ英検は日本人向けに作られた試験のため、「英検習得=~がメリットとして得られる」と明確に言いにくいという懸念はあります。
例えば大学の推薦に優位や就職や転職活動でアピールに使用することなどは出来ますが。TOEIC, TOEFLやIELTSなどと比較する少しメリットの訴求が弱いと言えます。 ただ包括的に英語を学習する学生や社会人には非常に優れた英語試験と言えますので、使える英語を身に着けるという意味で勉強することをオススメ致します。
<目指したいスコア> →英検準1級 (レベルではおおよそ大学中級程度。2級と準1級の間で難度が飛躍的に変わる印象があります。準1級では語彙で約7,500~9,000語を習得している必要があるため社会人の基礎として会話などには出来るレベル感になります)
<オススメの教材>
海外の大学院へ行くことや高度な英語を習得を目指すなら”TOEFL”
TOEFLは「英語で学ぶ力」を測るアカデミックな英語テストです。このテストの特徴はTOEICや英検とのことなり、グローバルのスタンダートとして位置付けられているテストであることです。
こちらのスコアは学生だけでなく、社会人からの大学入試から海外留学また就職にまで広くスコアを活用することが出来ます。
アカデミックな試験としてもう一つIELTSがあります。両社の違いは試験内容もですが、TOEFLはより北米寄りの試験。IELTSはイギリスや寄りの試験とされています。
どちらを勉強しても高い英語力が身につきますが社会人留学などの目標が明確な場合は、どちらの資格を勉強すべきか事前に確認しておきましょう。
どちらを勉強しても高い英語力が身につきますが社会人留学などの目標が明確な場合は、どちらの資格を勉強すべきか事前に確認しておきましょう。
<オススメポイント> ・グローバルに恥ずかしくない英語力を証明できる →TOEFLはその内容から数ある英語試験でもトップクラスで難しい英語試験とされています。内容もアカデミックな内容含めて講義の聞き取りやディスカッションなど出題範囲は非常に多岐に渡ります。
TOEFLのスコアは日本国外で英語力証明に非常に有効と言えます (特にハイスコアは英語上級者やネイティブから非常に高い評価を受けることが出来ます)
・英語4技能全ての力がバランスよく身につく、トピックが広く学べる →先述した英検と同様ですが、こちらも英語の4技能が満遍なく学ぶことが出来る試験となります。
英検と異なりスコアは定量的に表示 (4技能各30点の合計120点満点)のため細かく自分の改善点を調べることが出来るのも特徴と言えます。
strong><事前確認ポイント> ・試験難度が高く対策に時間が必要 →TOEICや英検のようなマークシートがメインの試験とは異なり、スピーキングやライティングの比重も高く試験対策のみを行って高得点を目指せると言えないのがTOEFLの特徴です。
特にアカデミックな文構成や話し方は短期的な対策では身につかないスキルですので、忙しい社会人の勉強の難度は高いと言えます。ハイスコアを目指す場合は勉強時間や対策にある程度の時間を費やす覚悟が必要でしょう。
難度が高い英語試験だからこそ、ハイスコアにより価値を見出すことが出来ると言えます!
<目指したいスコア> →75~85 (上記のTOEICや英検のレベル感と同等のスコア感を目指してい頂きたいと考えています。学校により求めるスコアは異なりますが、交換留学や社会人留学では80点が一つの基準。大学院やMBA留学では100点以上が一つの目安と言えます)
<オススメの教材>
この記事を読む事で分かるコト
- 就職や転職で英語力を示したい方は “TOEIC Listening & Reading TEST”
- 総合的に英語力を付けたい方は “実用英語技能検定(英検)”
- 社会人でも海外大学院へ行くことや高度な英語を習得を目指すなら”TOEFL”
社会人からの英語の資格やビジネス英語の習得はいかに効率的に使い方を意識して学んでいくかがキーとなります。
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