新卒で大卒後ワーホリは不利? 帰国後就活へのメリット・デメリットを解説!
投稿日時:2024年08月01日
「大学を卒業したらワーホリして語学力を高めたい」
海外の文化や語学を学んで専門性を高めれば仕事面でも、昇進や給料面で有利に反映されるでしょう。
しかし帰国した後、社会人経験がないまま就職できるか不安な気持ちもありますよね。
先に結論から伝えると新卒でワーホリに行っても、就職先が見つからないことはありません。
むしろ自分の強みや将来の目標が何も分からないまま、就職活動してもうまくいかないケースが多いです。
それなら思い切って海外でしかできない体験を積んだ方が、長い目でみればプラスになりますよ。
思い切って海外でしかできない体験を積んだ方が、長い目でみればプラスになりますよ。大学卒業後ワーホリに行くか悩んでいる人に向けて、帰国後の就活に与えるメリットデメリットについて解説します。
目次
- 新卒でワーホリに行っても不利にならない
- まだ若い20代のうちは仕事を選べる
- 中途採用でも就職先は十分見つかる
- 今は新卒よりも個人のスキルを優先する時代
- 新卒でワーホリに行った帰国後、就活に与えるメリット
- 海外ならではの体験を得て視野が広がる
- 英語のコミュニケーション力を活かせる
- 対人関係の対応力や積極性が向上する
- 新卒でワーホリに行った帰国後、就活に与えるデメリット
- 大手企業への就職は難しい可能性が高くなる
- 新卒で大卒後ワーホリに行った方がいい人
- 将来の目標、やりがいが見つからない人は行くべき
- 新卒で大卒後ワーホリに行くメリットデメリットまとめ
新卒でワーホリに行っても不利にならない
まず新卒でなければ就職できる企業がなくなるわけではありません。だから決してワーホリを諦める必要はないですよ。その理由として下記の通りです。
まだ若い20代のうちは仕事を選べる
たとえ新卒でワーホリに行ったとしても、20代のうちは豊富な求人情報の中から仕事を選べます。なぜなら若い人の方が社風になじみやすく、教えた内容をのみ込むスピードが早いからです。
新卒でワーホリに行くと社会人経験がないことを、不利に思うかもしれませんがその心配はいりません。
考えてみてください。
経験と実績はあるけど柔軟性にかける40代。
かたや先輩の言うことを聞いて、新しい技術をどんどん吸収して成長できる20代
企業にとってどちらが教育しやすく、将来有望なのか答えは一目瞭然ですよね。
たとえ社会人経験がなくても言われたことを素直に受け止められる柔軟さは立派な武器になるでしょう。中途採用でも就職先は十分見つかる新卒でワーホリに行くと帰国後に就職できないのではないかと不安になりますよね。 けれど今は少子化の影響もあって、慢性的な人手不足の企業が増えています。
あまり声を大にして言わないだけで中途採用も、人が足りなくて困っている企業は多いほど。この先も買い手市場が続く可能性は高いでしょう。そのうえ若さにくわえて学歴という武器も使えるのです!
ワーホリに行っただけで就職先が全く見つからない可能性はかなり低いといえるでしょう。
今は新卒よりも個人のスキルを優先する時代。近年は勤務年数が長いだけで給料が上がっていく年功序列や終身雇用制度が崩れつつあります。
<参考リンク>
CROVERS ワーホリ経験を生かした実績構築
働き方にもさまざまな変化が起きているこの時代、<企業側も採用する人材に求めるものが変化しています。そのため新卒だから必ずしも安定した大企業に就職できるというわけではないというわけですね!
だからこそワーホリの期間を利用してスキルアップを目指し能力を伸ばすのもいいでしょう。
その国ならではの言葉や技術の理解を深めることで、帰国後の面接で有利に働く可能性は大いに高いですよ。
新卒でワーホリに行った帰国後、就活に与えるメリット
新卒を捨ててワーホリに行っても、海外でしか得られない体験は就活でも役にたちます。海外ならではの体験を得て視野が広がる親元から離れて遠い異国の地で生活するのは、それだけで価値観に大きな影響を与える経験となります。
日本にいる間は見えなかった自分の無力さに気づくかもしれません。もしくは意外な強みを発見できるチャンスになるかもしれませんよね。
大学で授業を受けて友達と遊ぶ生活をおくるだけでは、味わえない体験をいくつもするはずです。その結果、視野が広がって明確な目標や自分の将来像をイメージしやすくなります。
海外でさまざまなトラブルを乗り越えていくうちに「自分はこんなことができる!」と、自信もつくでしょう。
ワーホリを通して得た価値観と経験値は、間違いなくあなた自身を大きく成長させてくれますよ。
英語のコミュニケーション力を活かせる
ワーホリは現地の人と交流できるため、対人による会話力の上達が期待できます。できるなら日常会話だけでなくビジネス英語など、就職後の仕事でも役立つ語学力を積極的に学びたいですね。
帰国後の面接ではワーホリに行っていたと話せば「英会話はできるの?」と必ず聞かれます。
そのときは自信をもって英語が話せることを証明できますね!
英語ができる人材を積極的に求めている企業なら、中途採用でも採用率アップが見込めます。もちろんワーホリに行っただけで、英語がペラペラ喋れるようになるわけではありません。
海外の知らない土地が心細くてつい日本人とばかり行動する時間が長くならないように注意しましょう。
対人関係の対応力や積極性が向上する
ワーホリは自分の力だけであらゆる事態に対応できる力を鍛えるのに最適。 日本語が通じない土地で生活をして働くのは想像以上に大変なことだからです。
自分から積極的に声をかけてコミュニケーションをとらなければいけないので、文化や言葉が違うからこそ苦労するかもしれません。「なかなか打ち解けられない」「うまく話せない」など、海外の対人関係で苦労した経験はあなたを大きく成長させてくれます。
帰国後に就職した職場で自分から発言したり声をかけたりできる積極性が身についているはずです。
新卒でワーホリに行った帰国後、就活に与えるデメリット
大学卒業後ワーホリに行くメリットだけでなく、どんなデメリットがあるのかも知っておきましょう。
大手企業への就職は難しい可能性が高くなる
新卒で大学卒業後ワーホリに行くデメリットとして、大手企業への就職が難しくなることです。
もちろんワーホリで得た経験と英語は就職でアピールできる立派な強みでしょう。
けれど名の通る有名な会社や外資系で働きたい場合は、新卒でなければ厳しいのが現実です。
とはいっても大手企業の中途採用が絶対ないわけではありません。若くて優秀な人材を求めている企業が多いため、即戦力になるスキルと実績さえあれば入れる可能性は高くなります。
そのためにはワーホリで身につけた語学力を高めたり有利な資格をとったりとさらにスキルアップをはかるのが大事ですね。
新卒で大卒後ワーホリに行った方がいい人
もしこの中で1つでも当てはまれば、ワーホリに行った方が成長できるはずです。
- 現地の人と触れ合って英語力を身につけたい
- 大学に通っても将来やりたいことや目標が見えない
- 就職活動の面接で胸をはってアピールできる強みがない
将来の目標、やりがいが見つからない人は行くべき
大学に通ってもやりたいことや自分の強みが見つけられなかった。実は学生時代に将来の目標や履歴書に書けるスキルを見つけられる人の方が少ないのです。
その結果、希望の企業に入れなくて人生プランが崩れてしまうぐらいなら、海外で英語と経験値を積んで就活した方が上手くいく可能性は高いですね。
まずは海外へ行くための情報収集から始めるだけでも大きな一歩です。
新卒で大卒後ワーホリに行くメリットデメリットまとめ
「ワーホリしたら就職できない」「周りから遊んでいると思われる」といったマイナスイメージが強いかもしれません。
けれどここ最近は年功序列といった古い体制が崩壊しつつあります。少子化の影響による人手不足で採用する側よりも、働く側の方が選べる立場といっても過言ではありません。
ひと昔前なら「新卒しか採用しない」企業が多かったのは間違いないでしょう。
今は新卒だけが有利でない時代だからこそ、海外に行って自分のやりたいことにチャレンジしてみませんか?
<参考リンク>
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