海外で働きたいけど英語を話せない20代がやるべき準備5選

投稿日時:2024年01月01日

最近は「海外で働きたい」「フリーランスとして活躍したい」という20代が増えています。
まだ根強い年功序列制度が残る日本よりも、海外で自由な働き方を叶えたいと考える人が多い証拠でしょう。

けれど海外で働くには現地の人とコミュニケーションを取れる英語力が必要になります。
まずは英会話に学ぶべき?それとも留学に行く方がいいのか、悩みますよね。

そこで今回は英語を話せない20代が、海外で働くためにやるべきポイントを5つ厳選して紹介します。

そもそも英語が話せなくても海外で働ける?

海外では英語ができなくても現地の企業に就職、または自分の技術を活かして働いている20代がたくさんいます。

日本系の企業なら英語スキル不要で就職可能

英語を話せなくても海外で働ける理由としては、日本語だけで十分通用する業種も多いからです。
海外現地の日本系企業に就職すれば部署によっては、そこまで高い英語力が求められません。

例えばコールセンターや事務スタッフは、海外でも顧客が日本人相手のケースも多いです。
英語力に自信がない人は日本系の企業に就職して、まずは実務経験を積むのがオススメです。

海外で働くためにやるべき準備5選

英語を話せない20代が海外で働くために一体何を準備すればいいのか?具体的に解説します。

早期から勉強の習慣化

20代のうちに海外で働くと決めたら早めに勉強の習慣化を身につけるのが大事です。
初心者向けの英語学習教材や参考書で基礎から学んで、最終的には対面で日常会話が話せるようになりましょう。
<参考リンク>
CROVERS  ビジネス英語| 独学でのオススメ学習術!社会人にあった教材とは?
CROVERS  実践で使える! 英語のスピーキングを向上させる3つの方法 【初心者向け】
海外で働きたい20代にはあなただけの強みとなる武器を早く身に着けることが有利です。
たとえば海外ではヘルシーな日本食の人気が高いので、料理の腕を磨くなど専門的なスキルと資格取得の勉強も視野に入れておくのもオススメです。

国連機関で働けるスキルを取得する

>国際機関とは世界で起こっている人種差別による貧困、感染症、環境問題をはじめとしたグローバルな課題を取り扱う機関です。
海外で働くなら国連機関で働けるスキルを0台で取得するのも有利な方法です。

プロフェッショナルな専門知識を求められますが、まだ若い20代のうちに挑戦してみるのもいい経験になりますね。
国連の求人サイト 「The United Nations Career Portal」
にアクセスすれば、海外でどんな仕事が募集されているか分かります。

留学してアルバイトから実務経験を積む

いきなり海外で就職するのはハードルが高くてなかなか踏み切れない20代の方もいますよね。
その場合は20代の若い間に海外留学してアルバイトしながら、現地の雰囲気を体験するのがオススメです。

実際に働いてみると自分の英語力やコミュニケーション能力が、どこまで通じるのか客観的に知れる良い機会にもなります。
海外で働くためには何が必要なのか、20代でアルバイトを通して見つめ直すきっかけにもなります。

ワーキングホリデーで1年間働いてみる

ワーキングホリデーとは日本が協定を結んでいる16カ国で他国の言語、文化、生活様式を働きながら経験できる制度です。

最大1年間の長期滞在が可能なため興味ある分野の仕事に、色々チャレンジしてみるのもいいですね。(国により20代までなど制限有)
海外ならではの価値観を知ることで、新たな発見にも繋がるでしょう。

滞在中は現地でしかできない体験ができるのもワーホリならではの魅力です!
<参考リンク>
CROVERS  経験者が語る! 初めてのワーホリで必要な準備の7ステップ 
CROVERS  新卒で大卒後ワーホリは不利? 帰国後就活へのメリット・デメリットを解説!

青年海外協力隊、ボランティアに協力する

青年海外協力隊はアジアやアフリカといった途上国に派遣されるボランティア制度です。
派遣される期間は約2年間の長期と、数ヶ月から1年の短期もあります。

毎年春と秋の2回募集が開始されて、20歳から39歳までの人が応募可能。

求められる英語力はそこまで高くなく基礎的な英語力さえあれば十分応募できます。
発展途上国の中にはライフラインが通っていない地域もあるので、慣れない環境に耐えられるメンタル力が試されますね。

英語を話せなくても20代が海外で働く方法

海外で働く準備が整ったら「現地の求人情報を探す」「専門性を身につける」を意識して行動に移しましょう。

働きたい国の企業に就職する

海外で働くなら現地の企業に応募して就職するのが一番確実な方法です。
日本からでもヨーロッパや東南アジアの求人は、ネットで検索すればたくさんでてくるので探しやすいですしね。

働きたい国の企業が求める人材の重要ポイントと技術力が分かるので、まずは求人サイトで下調べしておきましょう。
また、語学力はどの程度必要か記載されているケースが多いため、英語学習するうえで目標設定の参考になります。

専門的な技術・スキルを身につける

20代でたとえばエンジニアや美容師、料理人、日本語を教える先生といった専門分野のスキルを身につけるのもオススメです。

特定の分野に特化したスキルがあれば現地で就職しなくても、フリーランスとして活動することが可能だからです。
専門的な技術を取得すれば将来的に人生の選択肢も広がるため、より自由な働き方ができるようになるでしょう。

海外で生活するためにやるべき準備

それでは実際に海外で生活するために20代がやっておいた方がいい準備を解説します。

行きたい国の治安・生活習慣を調べる

働きたい国の治安と安全性はどうなのか調べておきましょう。
また、日本とは文化や生活習慣の違う環境に馴染む必要があります。

日本では当たり前だったことが現地では違法行為になることもあるので注意しましょう。
どのような生活習慣があるか確認しておけば、現地に行って不慣れな事態が起きても対処しやすくなりますよ。

現地の居住にかかる費用を計算する

日本と海外では住居にかかる費用も大きく変わります。
ただでさえ慣れない海外生活は精神的に疲れるので、リラックスして過ごせる部屋に住みたいですよね。

だからこそ部屋の広さ、周辺の環境、家賃は入念に確認しておきましょう。
自分が希望する住居環境の家賃相場が分かれば、どのくらい費用を準備しておけばいいかの目安になりますね。

海外で生活に困らないよう20代でも資金を貯める

海外で生活するために必要な住居の費用が分かったら資金を貯めておきましょう。
海外に行ったとしてもすぐに仕事が見つかって働ける保証はありません。

また、現地の水や食べ物が体に合わなくて体調を崩して病院に通うことになったら、治療費がかかりますよね。
そういった予想外の事態が起きたときでも困らないように、20代でもあらかじめ余裕をもって資金は準備しておいた方が安心です。

英語が話せなくても海外で働くのに向いている人

文化や言葉が違う海外で働くには「コミュニケーション力」「トラブル時の対応力」が求められます。
それぞれ詳しく解説するので見ていきましょう。

コミュニケーション力が高い

海外で働くには、英語が話せなくても現地の人と意思疎通できるコミュニケーション能力が必要になります。
日本人同士だと言いたい事を曖昧に表現して濁す場合が多いですよね。

しかし海外では物怖じせずに自分の気持ちをイエスかノーで、明確に伝えられる能力が大事です。
「言いたいことはハッキリ言える」「相手の気持ちをくみ取るのが上手い」このような人は海外で働くのに向いていますね。

トラブルに対処できる対応力がある

海外と日本では当然ながら仕事に対する取り組み方や考えも違います。
そのため些細なことでもトラブルに発展する可能性が高くなります。

文化が異なる相手との仕事は慣れるまでさまざまな問題に悩まされるかもしれません。
仕事の業務だけでなくプライベートでもトラブルがあったときに、自分で対処できるだけの対応力が求められます。

海外で働きたいけど英語を話せない20代がやるべき準備 まとめ

日本で就職しても将来の明るいビジョンが見えない。
このような不安から海外に憧れを抱く20代はどんどん増えています。
それならいっそ海外に飛び出して日本では体験できない非日常空間に身を置いてみるのも良い経験になります。
紹介した海外で働くための準備を参考にして一歩前へ踏み出してみませんか?

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<参考リンク>
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